ザ・フューチャー



観てしまった。

the Future」。
幸運にも、主演、監督、脚本のミランダ・ジュライとのスカイプセッションに参加でき、ラッキーでした。
おもろかわいかったミランダ!


「the Future」は、ざっくり言ってしまうと
近所にいそうな付き合い長い三十路カップルが、
トホホな現状を抜け出すためお互いに変化を起こすも、空回りしたり食い違ったりしながら、
これからの未来をとらえようとしているお話。

35歳からの自分探し、とか言ってしまうと あちゃー、なんだけど、
この世代独特な切羽詰まり感とゆるさが、おかしみを持ちつつもリアルに突きつけられてなかなか身につまされます(笑)

ちょっとシュールでSFな部分がきいていて、リアルな切実さをユーモラスにふんわり中和していくのが、すごい。

ミランダが描いている女の子はたまにイラっとするけど(笑)、ちょっと愛おしく、
いつの間にか魅了されている。


私はあのラスト、なぜか希望をかんじました。

横のお嬢さんはおんおん泣いてた。

きっと観る人の心の状況にも依るのかも。

みんなも早くみてね!


そして、小説も。
岸本佐知子さん翻訳の「いちばんここに似合う人」という短編集は、

どうにもこうにもな現実を、
目の前の人を、
モヤモヤした日々を、
びりびりにきざんでしまうような妄想が炸裂しているけど、
なぜかすごく身近に感じてしまいます。
素っ頓狂にも思えるが、そこはかとない普遍性。。。


ちょっと冴えない
でも愛おしい、
大人の顔して妖怪みたいな自分持て余し系な、主人公たち。

巷のリア充、とかモテ系とは程遠い存在なのだけど心に食い込んで離れない
魅力的な人物。




わたしは一本目の映画、「君とボクの虹色の世界」で、

わしづかまれました。

これも、監督、主演、脚本を手がけています。
2005年にカンヌ映画祭で、新人監督賞を受賞。DVDにもなってます。
ストーリーも設定も人物の描きかたも独特。

大胆で繊細。寂しげだけどユーモラス。
奇妙な迷いも
不安定さも
したたかさも。
ちょっと針が飛んでても
それでもずんずん行く。
じわっと勇気がでる、そして力が抜ける余韻。

孤独で、不器用で飄々としている
ちょっとアバンギャルドな
心の友達。
だはーん
生きてていいよね。

って感じです。




語ってしまった。。


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