あなどるなかれ



大正時代と昭和初期。

着物の柄はロマンティックだけど
洋装のモダンガールも闊歩する
子供の世界はちょっぴりメランコリーに
ドラマティックな童謡に彩られて
絵本の挿絵はシュールでグラフィカル。
映画はサイレントからトーキーへ。
アールヌーボーやアールデコ、西洋のアートの新しい波もおしよせて、、、

と、妄想がとまらなくなる興味津々な、魅力的な時代。

「コドモノクニ」のあった時代。


季節ごとに読み返すベッドサイドの全四巻です。


読むたびいろいろ発見があります。




1938年2月号 「コドモ スキヤー」絵/斎藤太郎

コケてる子がかわいい!




でも昭和って
このすこしあとになると、国家総動員法とか戦時体制がじわじわ始まる時期で

1940に決まってた東京オリンピックは中止になって次の年に太平洋戦争に入っていくような時期の直前なんですよね(>_<)


コドモノクニ、歌と詩の絵本雑誌なんだけど、
戦争の背景をあわせて読んでいくと、興味深い。。


耽美でリベラルな雰囲気から、色彩とか絵の題材は、最後の方、1941年頃からだんだんと微妙〜に変わっていく気がする。
最後の方はヘイタイサン、とか、ツヨイコ、とかのフレーズが出てきて、リアルな絵だったりして。

そして昭和19年に休刊になっちゃう。


うーん。


この時期二十歳くらいだったおばあちゃんは、おしゃれ命だったのに
「なんか知らんけど急にパーマ禁止になってだっさいモンペと
イモな髪型強制されてめっちゃ嫌やったわ!」とよく話してた。
パーマ禁止になってもカーラーで巻いていたらしいけど笑


自由でカラフルでかわいいものは、どれだけ心を明るくしたかしらと思う。



今自分が眺めているのは
すごく贅沢な気がします。

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