BUNRAKU


こんにちはー!
どんな週末をお過ごしですか?

わたしは昨日。お世話になっているメイクアップアーティストの上野リサさんにお誘いいただき
国立劇場で、文楽を鑑賞してきました!
楽しかったー!


二つのお話を見てきたのですが、途中休憩が何度かあって、お弁当や飲み物や物販コーナーがあったり
お茶するスペースや座るところもロビーにたくさんあり、
ホールの椅子も心地よくて思わずウトウトしそうになったりしましたが、
舞台の内容は迫力があって引き込まれました。

「二人禿」と「源平布引滝」という演目でした。

最初のは、「二人禿?ふたりはげ?って?なにそれコメディ?」
って一瞬思いましたが、
「ににんかむろ」と読むのですね。

かむろは切り揃えた髪の意で、
太夫などに仕える童女のことだそう。
二人の禿さんが羽根つきして遊んだり
あどけなくも美しい仕草の魅力を振りまく舞踊劇。

幕が開いた瞬間ぱーっと広がる大きな桜の背景や
天井から垂れた可愛いお花のセットが晴れやかで、
春に浮き立つ花街の片隅の女の子たちの雰囲気がすぐそこに感じられるようでした。


「源平布引滝」は、ざっくりストーリーを読んでから見ましたが、なんだか色々
と、複雑。
悪と善とかそういうのではない、入り組んだ人間模様と
それぞれの人物のそれぞれの悲しさみたいなのが迫るドラマって感じでした。

源氏の白旗を守って追っ手に追われてる女性が
武士をバンバン投げ飛ばしたり、ざぶんと湖に飛び込んだり
流れ着いたさきで腕を切り落とされるとか、ええーー?!
っていう場面が続出。

平家に仕えてる悪徳そうな武士がじつはキーパーソンだったり
親の仇!って刺したら実は本当はおじいちゃんだったー!とか。

前半は笑う場面とかもありつつ多勢に無勢の奮闘シーン、後半の残酷物語と意外な展開とまさかのオチ。
他の物語への伏線なども。。

源氏と平家の争いに人生がややこしくなってそれぞれが翻弄されてしまう、
とある家族とその周りの壮大なドラマという印象でした。

ストーリーを歌うように語るように熱演する太夫さん(汗が滝のようでした!パワフル。)と、
ど迫力の効果音からもの哀しい響きまで沢山の表現を聴かせる三味線の方は
回転式の板に乗っていて、お話の節目の交代の時くるっと回って瞬時にチェンジされたり、アクロバティック!

三味線と、人形遣いと、太夫の三方の息がぴったりです。
聞かせる、見せる、語る。
その要素で見てる人をお話の中に連れ込む。
物語り。物を語るってことなのね!
と、色々感心しながら見てました。

人形がほんとに生きてるみたい。
そこまで合うまでどのくらいかかるんだろう。
すごいなー。


そして国立劇場って朝から夜まで一日中上演されてるんですね。
一日中劇場で遊ぶなんて贅沢を一生に一度くらいはしてみたいです(^ ^)

これは人形浄瑠璃が流行ってた当時は、源平がらみのポピュラーなエピソードだったり
「みんなが知ってるあの話」的な感じで演じられてたのかしら。

私は歴史を詳しく勉強してないので、あとで解説を読んでも
ストーリーの背景を理解するところからスタートしなくてはなんですが、
当時の人は、ドラマ見たりする感覚だったのかな。

今回観た「源平布引滝」はジャンルでいうと「時代物」というらしいんだけど、
「曽根崎心中」とか、次は「世話物」といわれるほうのジャンルも見てみたくなりました!
もうちょっとメロドラマ的なのかしら。

お人形の衣装も繊細で美しかったなー。
細やかな手足の動きと顔の微妙な角度で作る表情も、見事。
国立劇場では入場無料の企画展示もあるみたい。


人形浄瑠璃と同じ演目を歌舞伎で見てみるのも楽しそう。

こんな滅多にない機会をいただいて、リサさんに感謝です!
ご一緒させていただくといつも知りたいことがどんどん増えてしまいます。

今日は長くなってしまいました。

読んでくださってありがとう。
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