巴里のスヴニール 4 忘れられない絵と

旅メモポストも第4夜です。


きょうは劇場と絵について書こうかな。


1人でメトロにも乗ってみました。



自分で開けるんだね!ドア。

そして乗り換えむずい!

ので何回も迷い、歩いてる人に道を聞きまくって目的地にたどり着くので

その達成感たるや。。


道を教えてくれた人みんな優しかった。ありがとう。

途中まで一緒に行ってくれたり、

私ほとんど大阪弁話してましたが、

英語より通じた気がする。。

わたしも道に迷ってる人にはお節介なくらい教えてあげようと思いました。


で、たどりつきました

オペラガルニエ です。


客席が見たかったのです。

が、行こうと決めたのが遅すぎて、

その日は客席には入れなかったのだけど、

カードで決済してバーコードみたいなのダウンロードして

ピッてしてもらって、歩いて中を見学できる、

セルフツアーのようなものに行ってみました。

 

人もまばらでとても気楽でしたが、

ダイナミックな建築を、てくてく歩いてたっぷり堪能。



バルコニーとか、階段の荘厳なかんじとか、


天井すごかった。


照明も薄暗くてぎらぎらしていなくて

ちょっと暗いところとかあったりミステリーな感じで面白かったです。

広いしキョロキョロしながら進むので首も疲れてくるんだけど、

そんなゴージャスで荘厳なところに

午前中の、いつもは寝てる時間に1人で黙々と歩いてるもんだから

自分がどこでなにしてんのかわからなくなる瞬間が何回かあり、


それがエキサイティングでした。

衣装とかも展示されていて


広いし見飽きない。




オランジュリー美術館も素敵だったです。

もともとオレンジの温室だったところが

モネの「睡蓮」を収めるために整備された美術館なんですね。ぜんぜん知らなかった!


混んでなくてみんな淡々と自由に見ていて、


やっぱりモネの円形のお部屋は何度も行き来してしまった。

ほんとうに池のほとりにいるようで

この心地よい色彩の魔法は

何なのでしょうか。


風と水面を感じました。

真ん中に座ってたら瞑想状態。。

そこにいる人みんなで池の上にいる錯覚

気持ちよかった。




ほかの印象派の展示も、すっごいよかった。






大好きなロートレックのこの絵も見れて感動。

中学生の時初めて知ったアール・ヌーヴォーと

世紀末のパリの画家のなかでも、ロートレックは

特別だったので、じっくり時間かけてみちゃった。



はぁぁ

ずーっと見てたかった。


でも今回の旅で

忘れられない絵は、、

この表情。

マレ地区にはピカソ美術館があって、

これぞピカソ、という強烈さよりか、

美しい建物の中にちょうどいいバランスの

マニアックな作品が沢山。。


グレーを基調にしたこの作品たちに惹かれてしまいました。



ドラの肖像とか、馴染みのある感じのものもありましたが、

白くて広々したお部屋の中でのびのびと作品の魅力が放たれてた。




立体がすごく良かった。





そして建物自体も素敵な邸宅跡。


二階へ上がる階段が、とても美しくて。



窓から見える庭園も。



絵の前で勝手にパフォーマンスしているにいちゃんもいたり

みんなもそれをじーっと見守ってて、

びっくりしたけどなんか自由やなー。


それもすごい楽しかった。



マティスやモジリアニの絵も。




ここもまったく混んでいなくて

みんなが自由に静かに楽しそうに過ごしていて

とても明るい空間でした。


気持ちがスーー

っと澄んで楽しかった。


思い出していたら色々と書きたいこと増えて

とりとめなくなってしまいましたが、

今日も読んでくださりありがとう。



可愛いい気の利いたパリ日記じゃなくて、

申し訳ない偏り加減でしたね。あは。





ホテルの最寄りのメトロ駅の出口にあった夕暮れの回転遊具、

こんなのが道の真ん中にあるってワクワクする。




いつもどこにいても旅みたいに欲張りに過ごして

見慣れたものにも美しさやワクワク感を見いだしながら

新鮮な日々を過ごしていきたいなーと、

そんなこと思いつつ。無事に帰国しました。


いきあたりばったりなので、

あらまーびっくりなこともあったりしたけど

それはまた、

どこかでお会いできたときお話することにします😸




今年もいろんなことを経験していい報告や面白いこと

いっぱいお話できるようにしたいな

と思います。

どうぞ宜しく見守ってくださいませ。お願いします。


そろそろお仕事はじまるタイミングですね

新しい年のスタート、

楽しい始まりになりますように♡

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