ビルと階段が心を踊らせる

ビルマニアカフェ
という、素敵なビルのマニア集団の方たちが見つけて解説する
個性的な関西のビルと階段が満載のマニアックだけど超楽しい写真集、
近所の図書館で見つけて、もう夢中。

レトロマンション好きにはたまらない。
純喫茶とか会社とか店舗とかジャンルも様々なのだけど、
60年代〜70年代の斬新さと、
逆にその時代の普通さの両方が、新鮮で楽しーい! 歩いているだけで意外と見つかったりしますよね! わたすも いろんな意味で時の流れを武器にしてみたい。





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カフェインに他力本願

おはようございます

今月はお正月にお休み取ったので
夜は、ほぼ毎日演奏をしてます。
そうなるとやはり深夜に神経のピントを合わせてしまうので
朝なかなか起きれない、いけないいけない。



そんな時のお友達。エスプレッソでがつっと眠気を飛ばして今日もゆきます。



「Fiammetta」シリーズのサッカー連盟のロゴ付きワールドカップ限定モデルなんやって。
サッカー興味あったっけ?とびっくりされましたが(笑)

なんか、やる気の出る色合いだなーと、年末に思わず見た目買いしたこいつ。
大活躍です。

カプチーノメーカーは牛柄で、それも可愛かった。

コーヒー淹れるときのヤカンも同じ色なので兄弟みたいです。



晴れて気持ちいいね!
今日も楽しくなりそうだ。

狂気のざわめきとカルミアと別マ




近所の自転車屋さんが昔ながらの店構えで超渋くて、パンクに困る若者や店先のごっちゃり雑貨で遊びにくる学校帰りの小学生や
電動チャリの不調を相談にくる女性に愛されてる古き良き昭和な雰囲気で大好きなのですが、
たまにレアそうなホンダのバイクとかを黙々となおしてたり、軒先では100円で古本やまんがも売ってます。
「おとぼけ課長」、「狂気のざわめき」。気になります。
200円箱には純文学とか思想系なレアっぽいラインナップ。

ちかくにできたナチュラルでシャレオツなサイクルショップに負けないでね!!
そんなわたしの暑苦しい心の叫びをよそに恰幅のいい店主のおっちゃんは
今日も淡々とお仕事中です。

雨上がりの湿気を含んだ感じの空気、
もう夏みたい。
SNSでは紫陽花の綺麗な写真がいっぱいで癒されますね。

なので紫陽花じゃない花を。


カルミア!
蕾は金平糖で花びらはパラソル。
岩館真理子さんの「五番街を歩こう」っていうオムニバスマンガに出てくるんだす。

このマンガ、タイトルが3話とも花の名前で、いまの季節にぴったり。
もー、わたしは小学生時代に真理子先生にドはまりしてマーガレット、別マとか読みまくってました。。
「まるでシャボン」と「アリスにお願い」も好きです。

ロングスカートとデッキシューズとか、
ラインのきれいなワンピースとハイヒールとか、
いま見ると80年代後半なお洋服がとてもかわいい、、
出てくる人物はなんとなく物憂げでメランコリー、、
さりげないひとことに説得力あったりして、、
80年代半ばと90年代始め頃がとても懐かしくなるわ。
読んでみてね!

恋愛だけに生きれるバブル時代の20代を夢見る小学生女子の頃は、
長い髪なびかせた大人っぽい大人になると思っていたのに、、
六本木でカルアミルク飲んで仲直りすると思ってたのに(笑)、、
ぶはー。
全然なれてないー。



ロングスカート買いにいこ!(笑)






妖怪びよりにリゾート空間

今日は、太陽は陰ってどよんと曇り空。
妖怪がでてきそう?

この季節のこのお天気は、水木しげる先生の漫画を読みたくなります。
のは私だけ?

そういえば、1964年の今日は、あの伝説の漫画雑誌「ガロ」の創刊日だそうです。

だから7/24は劇画の日なんですって!



知らなかった!

60年代のガロ読みたい!!
どこに行けば読めるんだろう。。






さー、
妖怪熱を持て余し気味のまま、、
今夜は妖怪とはまったくかけ離れた、
都会のフレンチレストランで、演奏させてもらってます。
水曜日中心に歌わせてもらってる、神楽坂のレストランバー、ラリアンスです。



19時から20時半ころまでは、
開放感のあるメインダイニングで、ピアノソロ。






21時からは、ちょっとムーディーに、バーラウンジで、弾き語り3ステージです。







ラリアンスのバーラウンジにいると、とてもリラックスできます。
細やかな気配りが嬉しい女性のバーテンダーさんが作ってくれる
華やかな、季節のカクテルもオススメです。

お一人さまでもゆったりできて、気楽にリゾート気分に浸れて、良いのです。

お客さまが空間を楽しんで寛いでらっしゃるなかで、
自由に演奏させてもらうのは、とても楽しくて、すきです。


バーラウンジ、この季節は特にオススメ。

都会のバカンス的に、ふらりとどうぞ。

もちろんデートにも。


■ 7/24(水),31(木) 神楽坂ラリアンス
http://www.lalliance.jp/bar/index.html
渡辺薫(pf,vo)
◆Live time: 19:00〜23:30
・レストランにてpiano solo / ~20:30
・バーにて弾き語り21:00~/22:00~/23:00~
東京都新宿区神楽坂2-11 tel 03-3269-0007
♪神楽坂通りすぐ。飯田橋西口から2分。
ラグジュアリーなリゾート感。ゆっくりと時間が流れています。



シュールでコミカルでロマンティック

昨日突如、母から送られてきた、
「コドモノクニ名作選」に、夢中です。

春夏秋冬ってあって、たのしい!




武井武雄さんの絵が大好きなので
にやけながら、読んでます。
子どもを子ども扱いしない淡々とした世界観がたまらん。



そして、他にも、素晴らしいイラストレーターが沢山で、モダンな色使いとか斬新な構図に目を奪われる。。



可愛いの中のシュールがすてき。



詞や歌だけじゃなく、お話も載ってる。





波止場、ネオン、カフェ、などなど1930年代頃の時代の空気がびしびし感じられて、
めっちゃ興味深い。

とても子ども向けの雑誌だったなんて思えず
グラフィックアートとして楽しんでます。
童謡全盛期の時代のアート。
北原白秋、西條八十、金子みすゞ、サトウハチロー、などの独特の世界が、
鮮やかに彩られてます。


とてもお洒落で眩しい感じ。




コドモノクニって、、、、
こんなん大人の楽しみだわ。

「コレハ ナンデセウ」



幼稚園児や小学生がこれを毎月読んでいたなんて、とっても嫉妬☆









フランキーのスクラップブック

      
部屋の真ん中にヒヤシンスが満開になり、
ほんのりいい香り!
春は来てるね!


最近みつけて面白かった本です。
スクラップブックコレクターが編集した、1920年代の女の子のノートブック。
「The Scrap Book of Frankie pratt」

写真や絵やパッケージや切り抜きが、20年代の流行、時代の感覚をビビッドに伝えていて、
カルチャー雑誌のようでもあるし、
ごくプライベートな、ひとりの少女のダイアリーにも近いかんじで私小説のようでもあり、
 楽しめました。

trailer もあって、すごく素敵。
ライター志望のフランキー。
卒業祝いに母親からもらったノートにスクラップした素材や切り抜きは,
途中、社会人になってパリに渡って、という変化をたどりアメリカの作家志望の女の子が
どんどんレディになっていく過程を物語っています。
グラフィカルなページ、ユーモラスなページ、当時の空気感、ダイレクトに伝わります。

なにげにノンフィクションなところがまた興味深い。



文具LOVEなタチなので、手帳の季節はテンション上がるのですが、
コラージュなどにももともと興味があって、プライベートなビジュアルブックなど
作っていた時もあったりしたので、(10年くらいあとで見ると時代を感じて貴重!
やってみてね!おもしろいよ!)いままたわたしの手帳、ビジュアル系です。
文字だけのページより、写真や絵やコラージュがあったらあとで見たときも、より楽しい。


この本、スクラップ熱やコラージュ魂も刺激されます。

ファッションに興味がある人も、レディなスタイルのヒント満載です!
文科系女子必見かも。
アイデアソースにも。




さて
今日は、粋な大人の街で弾き語り!

3/26(月)人形町かくれんぼ 
中央区日本橋人形町2-3-2 玉英堂ビル6F 03-3249-6381
甘酒横町の町並みをながめつつゆったり飲める、都会のハイドアウト。
粋な下町、人形町。穴場です。

読書の秋


東京はしとしと雨ふりで
いきなり涼しい夜です。



なんか本が読みたくなって
買ってしまった、水木しげるエッセイ。
「人生をいじくりまわしてはいけない」
というタイトルと写真にやられたー。

水木せんせいの人生観が面白く分かりやすく読めて、楽しく、
目次も、「理想の死に方」「マイソングマイライフ」、
「わたしの好きなジョーク」... 興味深い話題が。

読み終わるのがいやだからちびちび読んでます。
 スルメをたべながら熱燗を飲むように?




あとは、本棚からまた読み返してるこの本。


「最後の瞬間のすごく大きな変化」
もともとは詩人で、たった3冊の短編集で絶大な支持を得続けている
グレイス・ペイリー著。

カバー絵の画家のエドワード・ホッパーが好きでジャケ買いだったのですが。
淡々としてストレート、ちょっとおかしな大人の世界。
クセになる味おススメです。



全くタイプが違いますが、
二人のカリスマの独特ワールドにはまり中。


半笑いで、風呂が沸くのを待つ夜半

今日(もう昨日か)は人形町かくれんぼで弾き語りでした。
初めて来てくださったご機嫌な団体様と大合唱してみんなと握手までしてお開きになった
愉快な夜でした。が、

家に帰ってお風呂沸かしながら今日買った本を何気なく読んでいたら面白くて夢中になり
時間を忘れ湯船が沸騰しました。

尼崎出身のファッションデザイナーがアバンギャルドな家族の日々を綴った、
「株式会社 家族」( 山田かおり著 リトルモア刊 )
という本。

web上で更新されてた日記に加筆して本になったもので
短いエピソードがたくさん収められているので読み易く、どの話にも笑かされますの。
ちょっとした隙間時間の笑い補給におすすめです。

これで今週も生きていけるわ。と思います。

風呂釜やばいけど。

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朝のイーストウッド


 ずっと以前に買ったのに最近初めてゆっくり見てる写真集
アントン・コービンの「STAR TRAK」

表紙はクリント・イーストウッドですが、
イギーポップとかギンズバーグとか、
ロックスターやらモデルやら俳優、
色んなジャンルのカリスマの肖像が収められています。

アントン。。10代のとき好きになって、クリップ集とか見まくったり
ひとりで個展も観に行ったりしてかなり好きだったよそういえば!!
って、過去の記憶色々思い出して今またAC熱が再燃☆


数年前「コントロール」(イギリスのバンド JOY DIVISION の
ボーカルのイアン・カーティスの生涯を映画化)で長編監督もしています。

しかしこの写真集、
起きて最初に目につく所に置いてたら
クリントイーストウッドに「コラ〜はよ起きれ!」怒られてる気分になって
「起きますよ。。はいはい〜」
ってちょっぴり早起きできる。

なんか情けない朝です。

とほ。

バッドガールの歴史



            






一気読みでした。

明治から第二次大戦前の昭和の時代に東京を跋扈した
すれっからしガールたちのヒストリーが、事件をルポタージュした形で書かれていて、
新聞記事とか文献を掘り起こしてあるからドラマチックになりすぎず、
でもその実話エピソードが面白くて一気に読んでしまいました。

「ガルボのお政」、「ジャンヌダークのおきみ」、
タイピストやショップガールらモガを束ねて結成された丸ビル「ハート団」
などなど、その他、色んなビッチたちが登場します。

転落人生の壮絶さを思うと面白いなんて不謹慎かもしれませんが
それよりも、激動の近代化の時代を生き抜いた不良少女らの、
ろくでもないけど逞しい生き様に、スカッとさえしてしまいましたわい。

おばあちゃんの時代の悪女たちは凄かったんだな〜!